失敗から学んだ"やらない決断"と"諦める勇気"
今年も
タードーシウム - 田倒し芋 -
" 稲刈り後に田を起こして畑にし、サツマイモを植える沖縄の伝統文化 "
収穫の季節がやってきた。
今年は、
長雨による植え付けの遅れ、
子の体調不良による更なる植え付けの遅れ、
植え付け後も、ワンオペ育児の田畑仕事のため1度も草取りをしなかった事、
などなどで、
予想はしていたけどかなりの不作、
つまり、
失敗だった。
先日の試し掘り。
草ボーボーで、カズラ(芋葉)の成長も悪い。
大きな芋でも、おにぎりぐらい。
そもそも植え付けがだいぶ遅れていた時に、
経験豊富な先輩から助言はもらっていた。
「今から植えるの?日照時間の関係で、出来ても小指ぐらいの小芋だよ」
それでも、植えた。
ちょっと無理して、頑張って植えた。
性分として、
とにかく、
やりたい事はやってきた。
やらない後悔よりも、
やった学びを選択してきた。
しかし。
結果、
先輩の助言通り、
見事に小芋、小芋、小芋。
今回のタードーシウム失敗から
学んだこと。
やらない決断。
諦める勇気。
それは、
自然の摂理は絶対だから。
自然界は、
人間の営みがどうであろうと、
季節を巡らせる。
他の色々を犠牲にして、
エネルギーも労力も時間も投入して、
時期が遅れても無理矢理行う田畑仕事。
なのか、
きっぱり諦めて、
そのエネルギーや労力、取り戻せない時間を、暮らしの他の大切な部分に向けること。
なのか。
選択は常に自分の手の中にある。
その、
やらない決断
諦める勇気
は、
きっと自身がいま在る状況を
受け入れるという事でもあるのかな。
まだまだ
在りようを受け入れきれないけれど、
やりたい欲求が勝るけれど、
やらない決断
と
諦める勇気
を、
少しづつ身に付けていきたい。
自然はいつも、
深い深い学びを与えてくれる。