恵みを分かち合う喜び
今年の沖縄は、
驚くほど雨の降らない空梅雨。
ハルサー(畑人)仲間が顔を合わせると、
この流れから来るかもしれない
集中豪雨が怖いね、
という話しで持ちきりです。
そんな環境下でも、
我が家の菜園では
モリモリ元気に植物たちが育っています。
今シーズンは特にこれ。
フランスからの旅人に種を頂いた、
ムラサキインゲン。
こんなにモジャモジャ。
当然、家族では食べきれません。
9羽いるコッコちゃんたちも
暑さに負けず元気に卵を産んでくれています。
1日あたり、5個ぐらい。
これも、家族では食べきれません。
シークワーサーも、
今年は沢山実りそう。
これまた、消費しきれません。
ですので、
用事ついでに、友だちたちにあげます。
食べきれないから食べてー!!
と。
皆さん、
いつも、とってもとーっても喜んでくれます。
すると、あげたこちらも嬉しくなって、またあげたくなっちゃう、という、
みんながhappyサイクルがグルグル回り始めます。
たまに、じゃあこれ食べて!
なんていうお返し(ギフト)を頂くことも。
これぞ、
パーマカルチャーで言う所の
余剰物の共有、です。
自然は、いつも有り余るほどの恵みを私たちに与えてくれている。無条件に。
理屈だけではしっくり来なかったわたしですが、
畑(自然)からの恵みを頂き始めると、
共有する(分かち合う)喜びは、
きっと人の本能的な喜びなのでは、
と痛感するようになりました。
分かち合う喜びの輪がどんどん広がれば、
それはそれは、
誰もが幸せになれる世界の始まりなのでしょう。